ヘルシーレポ

栄養成分の正しい知識を身につけよう

「食べる」ということの意味

私たちは1日3食、毎日食事をしています。年間にすると1095回。なぜこんなにも多く食事をしなければならないのでしょうか。

「食べる」ということの基本的な意義はエネルギーを摂取するということ。車でいえばガソリンのようなものですね。ガソリンがなくなると車が動かないように、人間もお腹が空くと動けなくなります。ただ、エネルギー源となる以外に「細胞をつくる」というもう一つの重要な役割があります。

人間の体は60兆個もの細胞で構成されていて日々生まれ変わっています。外部から栄養を取り入れ、それをもとに新陳代謝が起こります。古くなった細胞や傷ついた細胞、不要になった細胞が新しく元気な細胞に再生されるのです。

先ほどと同じように車に例えると、油をさしたり、部品を取り替えたりというようなメンテナンス機能としての役割を担っているということです。新しく生まれ変わった細胞は私たちの体をスムーズに動かし、より健康的な生活を実現してくれます。

若者の栄養失調

かつてはエネルギー源としての食事を満足にできない時代がありました。飢饉の発生などによって餓死する人が少なからずいたのです。豊かになった現在では、よほどのことがない限り餓死するということはありません。ただ、エネルギー源としての食事は満たされても、メンテナンス機能としての食事は充分とは言えないのではないでしょうか。

近年、「若者に脚気の症状がみられた」という例が報告されました。脚気というのは江戸時代に流行った病気で、下半身の倦怠感やしびれなどが起こります。その原因はビタミンB₁不足。つまり栄養不足によって引き起こされるのです。300年前の流行病が現代でも起こるというのは驚きでした。しかも、これだけ食べ物が溢れている時代に栄養不足になったのです。

スナック菓子や清涼飲料水、インスタント食品などによって、空腹を満たすことは容易になりました。24時間営業しているコンビニも飲食店も無数にあります。ただ、その結果として本来摂らなければならない栄養が摂れなかったり、必要以上に摂ってしまっている栄養があったりするのではないでしょうか。

自分の健康は自分で守る

食べ物には必ずなんらかの栄養素が含まれています。まず私たちが前提として知っておかなければいないのは「健康的な体を維持するためには不足しても過剰に摂取してもよくない」ということではないでしょうか。

例えば、レモンなどの柑橘類に含まれるビタミンCは皮膚や粘膜の維持に必要不可欠な栄養素です。風邪の予防やストレスがかかった時に消費され、私たちの免疫力の高めてくれます。一方で、摂り過ぎるとお腹がゆるくなったり、下痢の症状があらわれたりする人もいます。

また、いろいろな栄養素をバランスよく摂るということも重要になってきます。ビタミンB群に属する栄養素は単体よりも、他の成分と一緒に摂取する方が効率よく体に吸収されることが分かってきました。こういった栄養に関する知識を身につけ、バランスのいい食事を心がけることでより健康的な生活を送ることができます。

最近、医師不足や医療保険の財源問題などが国の課題として取り上げられることが多くなってきました。今までのように「病気になってから治療する」という対処療法を続けていてはこれらの問題はいつまでも解決することはできません。それよりも一人ひとりが病気にならないようにする、という予防医療の考えを浸透させることの方が大事なのではないでしょうか。自分の健康を自分で守るためにも、栄養に関する正しい知識をしっかり身につけることが必要です。

人間の体は「自己治癒能力」という素晴らしい能力を備えています。副作用もなく、すべての病気に対応することができる魔法の薬です。この万能薬の効果を最大限に活用するためにも、私たち自身が栄養素のことを勉強して、より健康的な生活を送る努力をしていきましょう。

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